お疲れ様です! 主夫ネスマンです!
「エンジニアになりたいけれど、未経験からでも本当に転職できるの?」「どんな職種を選べばいいか分からない」そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、IT業界では深刻な人材不足により、未経験者を積極的に採用する企業が急増しています。しかし、闇雲に転職活動を始めても成功は難しいのが現実です。
そこで本記事では、未経験からエンジニアを目指す方が知っておくべき業界の現状から、具体的な学習方法、おすすめの職種、そして転職を成功させるためのポイントまで、体系的に解説していきます。未経験からのエンジニア転職を成功させるための完全ガイドとして、ぜひ最後までお読みください。
1. 未経験エンジニアの需要は本当にあるの?現状を解説

近年、急速に発展しているIT業界では、未経験エンジニアの需要が急増しています。企業におけるIT人材不足は深刻な問題で、数多くの会社が未経験者の採用に前向きになっています。実際、レバレジーズ株式会社の調査によると、41.2%の企業がエンジニア未経験者を受け入れる用意があると回答しています。このことから、未経験エンジニア向けの求人が増加している状況が明らかです。
IT人材の不足
経済産業省の予測によれば、2030年までに国内のIT専門職は40万から80万人も不足するとされています。これにより、企業が新たな人材を求め続けている背景が理解できます。また、未経験者を対象とした募集の増加は、企業が育成に対して積極的である証とも言えるでしょう。
多様な受け入れ体制
企業が未経験者を受け入れる理由は、単なる人手不足だけでなくなっています。新しい技術を迅速に習得し、即戦力として活躍できる可能性を見込む企業が増加しているのです。特に次の業界において、未経験者の受け入れが顕著です。
- SES企業(システムエンジニアリングサービス)
- スタートアップ企業
- IT関連のカスタマーサポート
これらの業界では、未経験者を対象とした研修プログラムや教育制度が整備されており、新人が成長できる環境が整っています。
ただし、それぞれのメリット、デメリットを理解したうえで、
活動しないと客先常駐のたらい回しや都合の良いワードで良いように使われます!
求人状況の変化
求人情報サイトや転職エージェントでは、「未経験者歓迎」という求人が増えてきています。これらの求人が必ずしも低賃金や厳しい労働条件を意味するわけではなく、良好な労働環境を提供する企業も多く存在します。ただし、未経験者が応募する際には、企業の文化や働き方についてしっかりと調査することが重要です。
求人選びのポイント
未経験からエンジニアを目指す際に、求人を選ぶ際に考慮すべきポイントは以下の通りです。
- 企業の急募状況:未経験者の募集に至った経緯を理解すること。
- 育成プログラム:未経験者が成長できる仕組みが整っているか確認すること。
- 社内の雰囲気:働きやすさや企業文化についての口コミをチェックすること。
将来を見据え、自身に適した企業を見つけることで、未経験エンジニアとしての成功につながるでしょう。
あくまで個人的な意見ではありますが、この「育成プログラム」というのには、
注意していただきたいです!!
「未経験ということで、まずは契約社員で3カ月くらい育成研修やります。
最初は、CCNAを取得して、基礎力をつけましょう」というのは絶対に注意して欲しいです。。。。
CCNAを取得することは、良いことだと思いますし、私も取得した経験はあります。
もし、あなたが、ゴリゴリのネットワークエンジニアとして頑張っていきたいという
決め打ちであれば、有効なプランです。
が、何の業務をするか分からないから、基礎力が無いから、
まずはCCNAというのは違うと考えます。
特に、未経験で正社員雇用で企業で育成しますのスタートであれば、
客先常駐や自社での活躍を想定して研修をしますが、
未経験で契約社員で研修受講して、活躍次第で、正社員登用の可能性もありますは、
本当に危険です!!
「未経験+契約社員+正社員正社員登用の可能性あり」には、気を付けて欲しいです。
それでも良いという方も、もちろんいると思います。
チェックポイント
迷ったら、下記を思い出してくれると嬉しいです。
①あなたは、なぜその雇用形態を選択するのですか?(正社員、契約社員、派遣社員)
②企業は、なぜ、あなたを雇用するのでしょうか?
③企業が提示する育成プランに納得性はありますか?
④「スキルがついたら、経験を積んだら正社員になれますよ」などの「たら、れば」の記載はありますか?
⑤契約社員、派遣社員の選択の場合、具体的なアサイン予定の案件の情報はありますか?
私も客先常駐エンジニアであり、マネジメントもしておりましたので、
未経験エンジニアの受け入れは結構、経験がありますし、
メリット、デメリットも痛いほど理解してます。
それでも、未経験の契約社員、派遣社員で入ってくる方の多くは、
上の5点について確認すると、
契約内容や今後のキャリア、育成が上手くいかなかった場合のことを
理解されておらず、「そんなの聞いてない」、「もっと早く主夫ネスマンに相談しておけばよかった」、
「これからどうすればよいですか?」など負のスパイラルに入られます。。。
そして、企業にもよりますが、
「いつでも相談していいよ」という相談窓口に相談しても、
「みんな最初はそうだよ」、「もう少し頑張ろう」、「案件変えようか」などを面談で話、
具体的な策は提示されない場合が多いです。。。。
2. 未経験からエンジニアを目指すメリット・デメリット

未経験からエンジニアを目指す際には、多くのメリットとデメリットがあります。これを理解することは、キャリアの方向性を決める上で非常に重要です。以下で、それぞれの要素について詳しく説明します。
メリット
- 将来的な成長性が高い
- IT産業は急速に発展しており、エンジニアの担い手の需要が年々増加しています。経済産業省のデータによると、2030年には親に40万~80万人のIT人材が不足すると見込まれています。このような背景から、未経験でもチャンスが豊富に存在します。 - 柔軟な働き方が可能
- 現在、多くのIT関連企業がリモートワークやフレックスタイム制を採用しています。これにより、自分のライフスタイルに合わせた働き方が実現しやすくなり、良好なワークライフバランスを保つことができます。 - 専門的スキルの習得が容易
- テクノロジー業界は高い専門性が求められるため、必要なスキルをしっかりと習得すれば、高い報酬が期待できます。特にIT関連のスキルが高まるにつれて年収も増えやすく、結果として年収500万円以上を目指すことも可能です。 - 副業のチャンスが豊か
- エンジニアはプロジェクトベースの仕事が多く、現在の職場での経験を活かして副業を行うことが容易です。データ分析やプログラミングのスキルを用いた副収入は、高額報酬を得られる可能性があります。
デメリット
- 学習にかかるコストが高い
- 未経験者がエンジニアとして活躍するためには、専門知識とスキルを短期間でマスターする必要があります。プログラミング言語の習得には多くの時間と労力が必要で、じっくりと勉強する姿勢が求められます。 - 常に技術の変化に対応が必要
- IT業界は日進月歩の進化を続けているため、最新技術やトレンドを常に把握しておく必要があります。知識を更新し続けなければ、競争に取り残されてしまうリスクがあります。 - 納期に対するプレッシャー
- プロジェクトには必ず納期が設定されており、特に初めてのプロジェクトではスケジュールに追われることがしばしばあります。こうしたストレスが高まる可能性もあるため、注意が必要です。 - 持続的な興味が必要
- IT技術に対する情熱や興味がなければ、継続的な学びが難しくなります。受動的な姿勢では自己成長が停滞し、最終的にはキャリアに支障をきたすことになるかもしれません。
未経験からエンジニアを目指すことは、多くの利点と同時に挑戦も伴います。自身の適性や志向に合わせてしっかりとした理解を持つことが、成功へと繋がる第一歩です。
3. 未経験者に特におすすめのエンジニア職種7選
未経験からエンジニアを志す方にとって、どの職種を選ぶかは成功の鍵となります。以下では、特に未経験者に適したエンジニア職種を7つ厳選してご紹介します。
1. QAエンジニア
QAエンジニアは、アプリケーションやシステムの品質を確認することが主な役割です。テストを行い、ソフトウェア内に潜むバグを発見していきます。未経験の方でも、テスト設計や文書作成のスキルを身につけやすく、企業の選考においても比較的応募しやすい職種です。
2. データサイエンティスト
データサイエンティストは、データを分析してビジネスの意思決定に役立てる役割を担います。基本的なプログラミングや統計学の知識が求められますが、新しいオンライン講座が豊富に用意されており、未経験でもスキルを磨きながら挑戦するチャンスがあります。
3. Webデザイナー
Webデザイナーは、使いやすく魅力的なWebサイトを作成する専門家です。デザインツールやHTML/CSSの基礎をマスターすることで、実践的なスキルを身につけることが可能です。特にビジュアルが好きな方にはオススメの職種です。
4. スマートフォンアプリエンジニア
スマートフォンアプリの需要は増加の一途をたどっています。初心者でも取り組みやすく、プログラミング言語やフレームワークを学ぶことで、自分のアイデアをアプリの形にする楽しみがあります。
5. フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、ユーザーが直接操作する部分の開発を担当します。HTML、CSS、JavaScriptなどの技術を習得することが比較的容易で、学びながら実際に動くものを創出できる魅力があります。オンラインコースも多く、充実した学習環境が整っています。
6. インフラエンジニア
インフラエンジニアは、システムが正常に動作するための土台を構築する重要な役割を担います。初めはサーバーやネットワークの基本を学ぶことでスタートし、実務経験を重ねながらキャリアを積むことができます。→ただし、未経験だからまずは、CCNA,LPICを取得使用は絶対NG!!!
7. バックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアは、データベースやサーバーサイドのロジックを扱います。プログラミング言語やデータベース技術の理解が必要ですが、多くのプロジェクトでは未経験者をサポートする制度が整っています。
これらの職種は、未経験からでも十分挑戦できるうえに、現在の市場ニーズも高まっているため、キャリアアップへの良い選択肢となるでしょう。それぞれの職種には独自のスキルが求められるため、自分の興味や得意分野を考慮に入れて職を選ぶことが大切です。
4. 未経験エンジニアの具体的な勉強方法と学習リソース

未経験からエンジニアとしてのキャリアを築くためには、的確な学習方法を選ぶことが非常に大切です。自分自身に最適な学び方を見つけ出すためには、さまざまなリソースを活用することが必要です。ここでは、未経験エンジニアを目指す皆さんに向けた具体的な学習方法や推奨リソースを詳しく解説します。
独学でスキルを身につける
学習サイトの活用
独学でエンジニアリングスキルを習得する際、学習サイトは非常に役立ちます。特に以下のサイトは、未経験者におすすめの選択肢です。
- Progate
料金: 無料プラン(0円/月)、プラスプラン(1,078円/月)
特徴: スライド形式で視覚的に理解しやすく、可愛らしいイラストを用いた内容が多いため、楽しみながら学びやすい環境が整っています。無料プランでも多くのレッスンが利用可能です。 - ドットインストール
特徴: 短時間で集中して学べる多様な動画コンテンツが揃っており、実務に 即した内容を多く扱っています。また、さまざまなプログラミング言語に対応しています。 - Udemy
自分の将来のために、新たな可能性を探す旅に出かけよう!対象コースが最大95%OFF!
特徴: 数多くのコースから選択でき、セール時には非常にお得に受講可能です。全てのコースには30日間の返金保証があり、安心して挑戦できます
これらのサイトを活用することで、基礎的なプログラミング知識を効率的に身につけることができます。
プログラミングスクールの受講
専門的な知識とスキルを確実に身に付けたい方には、プログラミングスクールの受講が非常に効果的です。体系的なカリキュラムに基づいて、実践的なスキルを学ぶことができます。
おすすめのプログラミングスクール
- LINEヤフーテックアカデミー
特徴: 未経験者向けのエンジニア転職支援を行っており、受講生の内定獲得率はなんと100%を誇ります。 - テックアカデミー
特徴: 完全オンラインで受講でき、現役エンジニアからの直接指導が受けられるほか、転職支援も充実しています。 - ネットビジョンアカデミー
特徴: ネットワークエンジニアを志す方には最適で、受講料が完全無料です。さらに、高い就職率が保証されているため安心して学べます。 - 忍者CODE
特徴: 業界で最も低価格なプランを提供し、独学プランでも無期限の相談及びサポートが可能です。
これらのスクールを通じて、実践的なスキルをしっかりと身に付けることができます。
コミュニティの活用
エンジニアリングの学習を進める上では、同じ目標を持つ仲間とのネットワークも不可欠です。オンラインフォーラムや勉強会に参加し、互いに情報を交換したりサポートし合うことで、モチベーションが向上します。例えば、GitHubやQiitaを活用することで、他の開発者のプロジェクトに触れたり、自分の進捗を共有してモチベーションを保つことができます。
実践的なプロジェクト経験
プログラミングスキルを一層向上させるためには、実際にプロジェクトを立ち上げることが効果的です。サンプルアプリを作成したり、オープンソースプロジェクトに参加することで、実践的な経験を得られます。このような経験は、単に学ぶだけではなく、具体的な成果物を生むことになり、転職活動においても大いに役立ちます。
これらの学習アプローチを組み合わせることで、未経験エンジニアとしてのキャリアを十分に築いていくことが可能です。自分のペースに合わせて柔軟に学ぶ方法を採用し、スキルを磨いていくことが何より重要です。
5. 未経験エンジニア転職で知っておくべき現実と注意点

未経験からエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる際には、事前に把握しておくべき重要な現実がいくつかあります。ここでは、転職活動を成功させるために注意すべき事項やポイントについて詳しく解説していきます。
転職市場の現状を理解する
現在のIT業界は深刻な人手不足に直面しており、未経験者を受け入れる企業が増えています。しかし、すべての企業が良好な環境を提供しているわけではないため、慎重な判断が必要です。特に以下の点に留意しましょう。
- SES企業に関する注意点: 未経験者向けの求人は多くがSES(システムエンジニアリングサービス)企業から出されていますが、プロジェクトごとの契約形態により、安定した働き方が難しい場合があります。
- 責任感の重要性: 入社後すぐには比較的簡単な業務を任されることが一般的ですが、早期に重要な業務を担当させられることも多く、タイトな締切に追われるため、プレッシャーに耐えるためのメンタルが求められます。
ポートフォリオの重要性
未経験エンジニアとしての転職を成功させるには、自分のスキルや実績を示すことが不可欠です。以下のようなポートフォリオの作成をお勧めします。
- GitHubでのプロジェクト公開: 自分が携わったプロジェクトを公開し、コードの品質や技術力をアピールします。
- オンラインコースの証明書: プログラミング基礎を学んだことを証明する修了証やバッジを取得しておくことで、企業に対する信頼性が増します。
これらの実績を用意することで、企業側があなたのスキルをより正確に評価する手助けとなります。
求人情報のリサーチ
「未経験歓迎」と記載された求人に応募する際には、企業の実態をしっかりとリサーチすることが必須です。特に以下のポイントに注目しましょう。
- 企業評価の確認: インターネットの口コミサイトやSNSを活用して、企業文化や職場の環境について調査することが非常に重要です。
- 業界知識の習得: 応募予定の業界や企業について基本的な知識を身につけることで、面接時に自信を持って話すことができ、好印象を与える助けになります。
転職エージェントの活用
未経験者が転職活動を円滑に進めるためには、転職エージェントの活用が効果的です。以下の利点があります。
- 専門的なサポートが受けられる: エージェントは特定の業界に対する専門知識を有し、その分野に特化した求人情報を多く持っています。
- 面接対策や履歴書のチェック: 専門家の視点を活用することで、より高品質な応募書類を作成することが可能になります。
特に、ワークポートやdodaといったエージェントは未経験者向けのサービスを提供しており、一度相談してみる価値があります。
未経験エンジニアとしての転職は簡単ではありませんが、正確な情報と十分な準備を整えることで、成功する確率を劇的に高めることができます。
まとめ
未経験からエンジニアを目指すには、様々な課題が伴いますが、適切な学習方法と熱意を持って取り組めば、十分に成功可能です。IT業界の人手不足は深刻であり、企業が未経験者を積極的に求めているため、チャンスはたくさんあります。ただし、求人選びや転職活動では注意が必要で、自分に合った環境を慎重に見極めることが重要です。未経験からの挑戦には覚悟が必要ですが、高い成長性と専門性を備えた魅力的な職種に就くことができるでしょう。自己PRやポートフォリオの準備を入念に行い、前向きな姿勢で取り組めば、夢のエンジニアキャリアを実現できるはずです。
よくある質問
未経験でも本当にエンジニアの仕事は見つかるのでしょうか?
未経験エンジニアの需要は高まっている一方で、企業によって環境や条件は異なります。人手不足に悩む企業が未経験者の採用に前向きな一方で、厳しい労働環境を提示する企業もあるため、求人情報を丁寧にリサーチし、自分に適した企業を見つけることが重要です。
未経験からエンジニアを目指すメリットとデメリットは何ですか?
未経験エンジニアの主なメリットは、IT業界の高い成長性や柔軟な働き方、専門的なスキル習得の容易さ、副業のチャンス豊かさなどがあります。一方で、学習コストの高さ、絶え間ない技術の変化への対応の必要性、納期プレッシャー、持続的な興味の必要性などがデメリットとして挙げられます。自身の適性や志向に合わせて、メリット・デメリットを総合的に検討する必要があります。
未経験者におすすめのエンジニア職種はありますか?
未経験者に特におすすめのエンジニア職種として、QAエンジニア、データサイエンティスト、Webデザイナー、スマートフォンアプリエンジニア、フロントエンドエンジニア、インフラエンジニア、バックエンドエンジニアなどが挙げられます。これらの職種は、未経験でも比較的スキル習得が容易で、現在の市場ニーズも高い職種です。
未経験エンジニアの転職活動で気をつけるべきことはありますか?
未経験エンジニアの転職活動では、企業の実態を丁寧にリサーチすることが重要です。求人情報だけでなく、企業評価や業界知識の習得、ポートフォリオの作成も必要不可欠です。また、転職エージェントの活用によって、専門的なサポートやアドバイスを受けることができ、効果的な転職活動につながります。
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