【人事採用担当の本音】未経験からのエンジニア転職で「書類選考に落ちる人」と「内定をもらう人」の決定的な違い

お疲れ様です!! 主夫ネスマンです!!

突然ですが、あなたは
「未経験からインフラエンジニアを目指しているけど、なかなか内定がもらえない」
と悩んでいませんか?

私はエンジニアとして20年間、様々なITの現場で働いてきました。そして現在は、企業の採用担当として、多くの未経験者の方の履歴書やポートフォリオを見て、面接でお話をする日々を過ごしています。

そんな私が、選考で「この人は内定を出したい!」と思う人と、「残念ながらお見送りかな……」と思う人の違いを、毎日痛感しています。

この記事では、人事採用担当として多くの未経験者を見てきた私の「本音」をすべてお伝えします。


【人事採用担当の本音】未経験からのインフラエンジニア転職で「書類選考に落ちる人」と「内定をもらう人」の決定的な違い

あなたは書類選考でこんな失敗をしていませんか?

多くの未経験者の方が、「とりあえずネットワークの資格を取りました!」や「Linuxのコマンドを勉強しました!」というアピールをしてきます。

しかし、残念ながら、これだけでは採用担当の目には留まりません。
なぜなら、採用担当が見ているのは
「資格の有無」や「技術の羅列」ではなく
そこから読み取れる「あなたの思考プロセスと課題解決能力」だからです。

では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

目次

書類選考に「落ちる人」の3つの特徴

1. 資格の取得が「ゴール」になっている

CCNAやLPICなどの資格は、もちろん評価対象です。しかし、「資格を取りました。以上」で終わる履歴書や職務経歴書では、あなたの「行動」や「学び」が伝わりません。

2. 独学で「触っただけ」のアピール

「AWSを少し触ってみました」「自宅サーバーを構築しました」と書かれていても、その目的や成果が不明瞭では、採用担当はあなたの本気度を測ることができません。

3. 志望動機が「なんとなく」

「社会の基盤を支える仕事に魅力を感じて」「インフラは将来性があるから」といった、抽象的な志望動機です。これは、あなたがその企業やインフラの仕事について深く調べていないことを示しています。

書類選考を「突破する人」の決定的な3つの違い

では、逆に内定をもらう人は、どのような点を意識しているのでしょうか。

1. 資格を「知識の証明」として活用する

CCNAやLPICは、インフラエンジニアとしての基礎知識を証明する上で非常に有効な資格です。しかし、重要なのは「資格を取った」こと自体ではなく、**「資格の勉強を通じて何を学び、それをどう活用できるか」**です。

例えば、CCNAの勉強を通じてTCP/IPの仕組みを深く理解し、ネットワークがどう動いているのかを論理的に説明できるようになる。LPICの勉強を通じてLinuxのコマンドだけでなく、ディレクトリ構造やユーザー管理の概念を理解する。

そして、「この知識を活かして、自宅ネットワークのボトルネックを特定し、解決しました」といったように、具体的な行動と結びつけることが重要です。
これをそのまま使うと、ネットワーク関連の面接官は、「ボトルネックの確認方法、解決手法、コマンド」などで
深堀りしたくなるので、ご自身の体験とスキルレベルにあった内容をお話ししましょう。

2. 「課題解決」を意識したアウトプット

「家族が使う共有フォルダの管理が煩雑だったため、自宅にLinuxサーバーを立てて管理を自動化しました。その結果、〇〇という課題が解決できました」というように、身近な課題を解決する目的で技術を使った経験をアピールします。これにより、あなたの「思考力」と「実行力」を証明できます。

3. 「企業への貢献」を意識した志望動機

「貴社の〇〇というクラウドサービスに感銘を受け、私の持つ〇〇(AWS, Linuxなど)のスキルで、そのサービスがより安定稼働できるよう貢献したいです」というように、企業と自分のスキルを結びつけることで、採用担当に強い印象を与えます。
→これは、大袈裟ですが、自身のスキルを選考を受けている企業でどう活かすのか、
入社後は、どうやってスキルを上げていくのかは話したほうがアピールになります。

明日からできる!具体的な行動ロードマップ

未経験でも内定をもらうために、今日からできることを3つ紹介します。

  1. 「なぜ?」を掘り下げる
    • 資格の勉強をする際も、「このコマンドはなぜこの動きをするのか?」と深く掘り下げてみましょう。その思考の積み重ねが、面接での説得力につながります。
  2. 「小さな課題」を解決する
    • 家電のネットワーク設定や、スマートデバイスの連携など、身近なところからインフラの課題を見つけて解決してみましょう。それが、あなたのポートフォリオになります。
  3. 「企業研究」を徹底する
    • 応募する企業がどのようなサービスを扱っていて、どのような技術を使っているのかを徹底的に調べましょう。
      面接官は、人事であろうと、技術部門であろうと、
      「在籍企業イイ」のか「在籍企業イイ」を見極めてますので、
      実際は、数ある応募企業の1社かもしれませんが、結果はどうあれ企業の武器はいくつか調べ、
      そこに対して自分はどう貢献していくかは話していただきたいものです。

未経験はハンデではありません。
その熱意を、「具体的な行動」と「アウトプット」で示せば、
必ず採用担当の心に響きます。
ただし、未経験だからといって、契約社員で頑張っていきましょう!というのは、
違うお話なので、雇用形態にこだわりが無ければ良いですが、
未経験→契約社員で入社→その企業の業務委託案件、派遣案件にアサイン→いつまでも契約社員
ルートに乗らないように気を付けてください。
あくまで個人の主観ですので、このルートを否定するわけではありません。。。。。

あなたも、このロードマップを参考に、行動を始めてみませんか?

主夫ネスマンでした!

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この記事を書いた人

はじめまして!このブログを書いている主夫ネスマンです。

双子の親として日々奮闘する一方で、インフラエンジニアとして20年のキャリアを積み、現在は人事・採用担当として働いています。

これまでの経験を活かし、技術の話からキャリア、転職、子育ての悩みまで、皆さんの役に立つ情報を発信していきたいと思っています。気軽に読んでいただけると嬉しいです!

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